人に教える・指示する上で大事なこと3選!予備校の講師から学びました

学習

人に何かを教えたり指示したりする時に苦労したことないでしょうか?

上手く相手に伝わらず、ついイライラしてしまったことは誰しもあるはず。

私は部下を指導したときに、説明がわかりやすいというフィードバックをもらいました。

このことは上司も把握しており、人に伝えることについて評価された実績がございます。

私は、人へ説明することが比較的得意なほうです。

その背景には、かつて教わった多くの予備校の先生方が影響しているかもしれません。

予備校の先生は、教え方が下手であれば仕事がなくなる職種です。

一方学校の先生は授業以外にも仕事があるので、授業の評判が不評でもクビになることはありません。

私は大学受験時に一度浪人したことがあり、当時は予備校で1年勉強していました。

その経験により、人に上手く伝わるよう説明することを意識するようになったのです。

特に大事だなと考える3つのことについて、今回はお話ししていきます!

同じことを別の表現に換えること

大事なことの1つ目は、同じことを別の表現に換えることです。

当たり前のことですが、人はみな別々の人生を生きています。

つまり、それぞれ経験してきたことが違うのですよね?

ですので、同じ話をしても皆が皆理解できるわけではありません。

自分の話を相手が上手く理解しなかったら、別の表現を用いて説明することが重要になります!

そのためには物事を具体と抽象で理解することが、表現を換えて説明する上で役に立つでしょう。

予備校の人気講師は、この具体と抽象の切り替えが上手でした。

この手法に迫るためには、細谷功さんの『具体と抽象』という本を読むのがオススメです。

以下にリンクを貼りますね。

以上、相手に上手く伝われなかった時には表現の仕方を具体と抽象とで使い分けてみてください。

ビジュアル化すること

大事なことの2つ目は、ビジュアル化することです!

これは前節に絡めていうならば、具体的に説明することの一手段になります。

口頭で説明する時というのは、相手がイメージできなければ上手く伝わないでしょう。

そこで、相手がイメージしやすくなるようにビジュアルで説明することはとても有効です。

絵を描いたり図示すれば、例え相手が全く知らないことであっても頭でイメージできるでしょう。

なお予備校の人気講師は、黒板に図示するのが特に上手でした。

絵で表しづらいことであっても、文章で箇条書きしたり色分けをしたりしていました。

目から入る情報というのはとても重要です。

相手に説明するのが難しいと感じたら、ペンとメモ用紙を用いてビジュアルで説明してみてください。

実践してもらうこと

あなたは表現方法を換えたりビジュアルで説明したり、試行錯誤することを身に着けたとしましょう。

各段に説明する能力が向上しているはずです。

相手もたいていのことは理解するようになるでしょう。

相手に伝わったなら、いよいよ最後のステップです!

大事なことの3つ目は、相手に実践してもらうことです!

人が物事を理解する最も有効な手段は、アウトプットだといわれています。

予備校の人気講師は、生徒に授業中にアウトプットをさせることが上手です。

適度に質問をしたり、問題を解かせる上で出題するタイミングやその難易度が適切であったり。

相手が理解しようとする上で、その手助けを上手くできればより理解してもらえるでしょう。

以上、相手にある程度伝わったならアウトプットを手伝ってみるといいでしょう。

最後に

今回は、どんな不器用な人でも人へ教えたり指示する上で重要となることをお伝えしました!

今思うと、これらのことを日々実践する予備校の先生方の指導力というのは凄まじいですね。

私は大学受験時に、1年間浪人して予備校でみっちり教わった経験があります。

この体験が、読んでいただいたあなたの役に立ちますように!

タイトルとURLをコピーしました