仕事で会議をする時、このようなことがありませんか?
気がつくと参加者同士で言い合いが続き、最終的に収拾がつかない事態になることが。
私も新入社員時代からこのような場面によく遭遇しまして、その度に混乱に陥りました。
いったいどちらの主張が正しいのか、当時は全くわかりませんでした。
しかしながら、今なら断言します。
会話が成立していない時点で、どちらの主張も根本的に誤りだということを。
今回は、この会話が成立しない原因とその対策をお話しします!
どうかあなたが、そのような事態に関わらないよう参考になれば幸いです。
会話が成立しないのは前提が合っていないから
結論から申し上げます。
会話が成立しないのは、それぞれ主張者の意見の前提がバラバラだからです。
まず自然現象等に関することを除き、物事に正解というものはありません。
全ては価値観で決まるのです!
物事の真偽を突き詰めることで、最終的に価値観へ到達するのですね。
特に会社で決定したことというのは、社長が価値観に基づいて判断したことなのです。
このように、どのような価値観を前提とするかで意見は全く変わります。
私たちそれぞれに異なる価値観があるから、みなが同じことを正しいと考えるわけではないのですね。
まずこれらのことをイメージできれば、あなたの見える世界は変わるでしょう!
次にあなたが仕事で誰かと対立するようなことがあれば、新たに気づくことがあるはずです。
あなたと相手の価値観が合っていないことに、まっさきに気が付くでしょう。
会話を成立させるためにすること
どうして会話が成立しない事態が起こるのか、イメージできましたでしょうか?
それでは、どうすれば相手との会話が成り立つのかはもうお分かりですね?
まずは、自分の意見がどのような価値観に基づいて形成されたのかを明確化することです。
そして誰かと話すにあたっては、相手がどのような価値観に基づいて話しているかを意識します。
もちろん心が読めるわけではないので、完全には理解できません。
おおまかにイメージできればよいでしょう。
私はあの芸能人の考え方が元々好きだから、
あの人は悪いことしているとは考えにくいと思うんだぁ。
芸能人のニュースを例にしましたが、あなたの価値観が伝われば相手も理解してくれるでしょう。
もしも対立するようなことがあれば、その時は相手を怒らせない範囲で深堀ってみてください。
悪意がないことが伝われば、どうして互いの意見が異なるのかを冷静に考えられるはずです。
逆にすぐキレたり逆上したりするような人であれば、今後は距離を置くことをお勧めいたします。
最後に
今回は、会話がかみ合っていない事態の原因とその対策についてお話ししました。
特に会社のいわゆる「老害」のような人たちは、全く人の話を聞かないのでストレスが溜まりますよね。
そのような方とは極力距離を置き、あなたが様々な人と会話を楽しんでいただければと思います!